2012年5月22日火曜日

[05/21]カオス

こんばんは。
昨日のヨルから引き続く突発的鼻づまりにてほとんど寝れなかった昨夜。
目覚ましの音でなんとか9時過ぎには起床できたものの、ぐっすり眠れたような感覚はなかった。
寝苦しい一夜を過ごした後でも相変わらず、というか案の定鼻づまりは解消されるワケもなく、寝不足とともに体調サイアクなハワイの朝。外は素晴らしく快晴でございます!
5月も下旬に突入。この晴れ渡る空の様に体調も改善してくれればいいけど。。。
そんな慢性的体調不良のせいもあり、午前中の能率はゼロ。
二度寝に次ぐ二度寝で五月病、絶賛進行中でございます・・

そんな相変わらずの月曜日。
twitterを通して飛び込んできたニュースは北九州市の震災ガレキ受け入れ問題
ユーストで事の顛末を見てましたけど、市民の安全を守るべき警察官がガレキを積んだトラックを取り囲んで守っているのはなんともシュールに見えました。市民はトラックの下に潜り込んで対抗し、警察官の前でギターをかきならし、音楽で抗議する姿も。日本人が闘うべき相手は国家権力なのか?日本が一つになってこの問題に対して取り組むべきではないのか・・。

ネット上ではそんな市民の抵抗に対して冷やかな態度の人たちもいれば、まったく無関心な人たちもいる。日本のテレビでは連日金環日食やらスカイツリーの話題で持ち切りで、北九州市の「異常事態」には全く触れていないと聞く。単に触れていないのか、それとも触れることができないのか、もしくは触れる気すらないのかどうかは知らないけど。。。

ハワイに留学しているという現在の立ち位置から、幸運にも外から日本という国を見るコトができているけど、改めてこの国の今はカオスだなぁと強く思う。大切なコトは何も報道しない、知らせない。国民もそんな報道機関を疑うことすらせず、くだらないゴシップに一喜一憂する毎日。
インターネットではテレビや新聞などに比べて幅広い情報を得るコトができるけど、そこに到達出来る人たちはこの国にどれだけいるだろうか。また、到達できたとしても、しようとしない無関心な人が大多数を占めてるのかもしれない。
無知より何より恐ろしいのは無関心だと聞いたことがあるけど、こんな状況を目の当たりにするととても的を射た言葉だと改めて痛感する。知識や情報は意欲さえあれば手に入れるコトができるけど、無関心からは何も生まれない。
個人レベルでできることは限りがあるけど、少しでも身近の人の関心に訴えかけることができれば、と思う。

来年春のこの時期、運良く卒業し、就職する機会を与えられるとするなら、僕はできれば日本でなんか働きたくないです。安全だ安全だって言われても、石橋を叩いて叩いてそれでも慎重に歩を進めるタイプの僕にはどんなに小さくても健康被害のリスクなんか取りたくない。
勿論このご時世だし、勤務地がどこであろうと仕事をもらえるだけハッピーだろうと思うのが当たり前なのかもしれない。いざこれから来るシュウショクカツドウの厳しさを知ったときに、そんな戯言を言い続けられているかも、正直自信はない。
こんな日本に誰がしたんだよ、って愚痴を言いたくなる気持ちばかりが募ってる。

・・けど今の自分にとってやるべきことは、前向きに努力して、学部生時代からの目標だった海外での就職に向けて最善を尽くすだけということ。こんな最ッ低なリスクを取らざるを得ない状況にならないために、やれることは全部やるということ。日本、特に関東以北に住んでる方たちにとっては不愉快な文章だったかもしれないけど、これが僕の本音です。


沖縄出身のアーティスト・ビギンは「島人ぬ宝」という曲で、沖縄の大切なものについて「テレビでは映せない、ラジオでは流せない」と表現したけど、今じゃあそれと全く正反対のモノがテレビでは映せない、ラジオでは流せないという風になっているとはなんという皮肉。

日本人として沖縄人として、後世に「大切なもの」を残すために、若い世代が関心を持って、どんどん行動していかないといけないなーと感じた一日でした。


0 件のコメント:

コメントを投稿