人口成長率1.07%のここハワイから今日もお届けします。
East-West Road @UH |
2012年も早いモノで、あと4カ月を残すのみとなりましたね~はやっ。
無駄にする時間なんて1秒すらありませんので、
残り4カ月は学業に120%集中しつつ、メリハリを意識してシューカツなりコミュニティでの活動なり、
はたまた残り1年のハワイ生活なりも充実させていきたいところでございます。
時間がねぇよーっ証言ろくっ
さてさて。
大学生活の方はというと、こちらもあっという間に秋学期から2週間が経過し、授業登録やら教科書購入ラッシュやらもやっと落ち着いてきたとこです。
ただ学内にオープンしたばかりのスタバだけは未だに長い行列で賑わってますけどねー。
買うのに30分は並ぶんじゃないのアレ?
あんな待つくらいなら自販機で買うっつーの!・・まぁ自販で買えるのはカフェオレ的なヤツですけども。
講義の方も淡々と進んでおります。
去年のこの時期はまるで英語が聞き取れず、また経済数学の知識も不足していたためかなり苦戦していましたが、今年は流石に2年目ということである程度余裕を持って講義に参加することができています。
理解度で言うと去年が10~20%で頭の中クエスチョンマークだらけだったのに今では70%くらいは言ってることがわかるようになってる・・と思う。
トピックが難しくなったり教授がごにょごにょ喋ったりすると意味を掴めなくなったりもしますけど、guessするだけでその辺はなんとかなりますしね。自信のなかったリスニングもなんとか講義についていけるレベルにはなってますー。
まぁそもそも経済学という学問は他のアカデミック分野と比べて語学力をそんなに必要とされないので、その面では僕にとって不幸中の幸いといったとこでした。
ほらよく言うじゃないですか、「アメリカの大学は授業中に発言しないとポイントがもらえない」とかなんとか。日本人をビビらすための都市伝説的なヤツなんじゃないの?なんて個人的には思ってましたが、他の学科では案外そうらしい。
ただ経済学のクラスではそうではないんですね~。
うちはディスカッションとかではなくレクチャー形式がほとんどで、学生はひたすら教授が黒板に書いていく数式をガリガリノートに書き写していく感じ。
評価もほとんどは数学の計算問題を解く宿題とテスト、あとペーパーでのみ構成されるので、
まったくと言ってイイほどオーラルコミュニケーションによる評価はされないんですね。
だからこそ、入試の際のTOEFLの要求スコアも他の文系学科と比べて低いんだと思います。
(うちの大学で言うと経済61点でMBA100点。)
This is Economics! |
要求されるのは、兎にも角にも数学の知識をベースとした「論理的」な証明。
証明っていうのは中学高校の数学でやったアレです。この三角形はあの三角形と近似かどうか~みたいなアレ。
自分なりの考えを披露するとかではなく、唯一決まった答えを数学的な論拠と共に説明することが我らが経済学では正解とされるワケです。
だから経済学は文系の科目の中でも極めて数学的思考に依るところが大きい学問であるため、特にアカデミックな学問であると僕自身は感じています。
大学院から経済学を学ぶにあたり「経済学はつぶしの効く学問だから就職にも有利になるだろう・・」との思惑も少なからずありましたが、いざ勉強してみるとあまりに学術的で一般社会と乖離しているのにはびっくりしましたw働き口として期待できるのは政府や銀行系のアナリスト職くらいという・・。あとはエコノミストとか。アメリカだと特に院生時代に行った研究がどのように希望の職業に生かせるのか、ていうのが重要になってくるのでそれもまぁ仕方ないことなんですが。
→この大学院生の就職活動についてはまた今度別の機会に書いてみたいと思います。
とまぁそれだけアカデミックな分他文系の皆様からは「実践がない」とか「机上の空論」とか言われて「陰鬱な科学」なんて揶揄されることもしばしばな学問こそが、僕の学ぶ経済学でございます。
つまんねえな・・(絶望)なんて思うことなんか日常茶飯事ですが。笑
大学院で経済学を学ぶとは?
また次回・・。
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