2012年9月7日金曜日

[09/07]海外に出て気付く、真の英語上達法

こんばんは!
電力の80%以上を石油による火力発電に依存する、ここハワイからお届けします。

Diamond Head
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今日は自分が海外で大学院生として勉強してきたこの1年間の経験から感じた、真の英語上達法とは何かについて共有したいと思います。

僕自身もまだまだエーペには程遠いですが、一応それなりの成長は感じられますし、色々と試行錯誤はしてきたつもりです。その中で、では一体何をすれば英語力はアップするのか?どの勉強法がもっとも効率的なのか?
もちろん、直接海外に語学留学するのがベストでしょう。僕のようにいきなり海外大学院に行くよりは、語学習得に専念し1年間、できれば2年くらい勉強すればビジネスレベルの語学力は身に付くハズです。周りが英語しか話さない環境に置かれれば自ずと英語を話さずを得ない必要性が発生しますし毎日英語のシャワーを浴び続けていればそりゃあ話せるようにもなるだろ、って話でございます。

ただ問題は、国内にいながらにしてどうやって語学力を磨くべきなのか?また留学する前のレベルアップには何をすべきなのか?といったとこであり、英語が苦手な日本人の長年の課題だと思います。

いったい何をすべきなのか??

徹底的に単語を覚えるべき?文法を完璧にすべき?発音を流暢にすべき?海外ドラマや洋楽でリスニング力を鍛えるべき?英会話教室に通うべき?・・・などなど。勉強法はたくさんあります。
何が無駄で何が大切か。

前置きがちこっと長くなりましたが結論から言うと、とにかく留学生、外国人と交流を持つこと。
そして努力努力アンド努力、に尽きるのではないかと、僕は最近ひしひしと感じています。

なぜなら。
英語、つまり語学は「ツール」であり、使えば使うほど、触れれば触れるほど使いこなせるからです。ツールとは手段、または道具という意味であり、何か目的を達成するために用いるものでございます。

例えば「家から学校まで行く」という目的を達成するために、「自転車」というツールを使いたいと考えたとしましょう。誰でも最初から自転車なんて乗れませんから、毎日毎日転んでケガをしながら、補助輪を付けたり家族にサポートしてもらいながら練習を続けるでしょう。そしてひたすら練習を続けた結果、ある日突然乗れるようになる、という感じだと思います。
そして一度乗れるようになればそれをツールとして「家から学校まで行く」という目的を達成することができるのです。

愛車、Rhino Latina Ⅱ


英語も同じです。「海外で働きたい」「外国人とコミュニケーションを取りたい」と言った目的を達成するためのツールが英語なワケですね~。ならそのツールの実用性を高めるにはどうするべきか。そうです。使いこなせるまでひたすら使い続けるしかありません。

そしてただ使うだけではなく、実用性を意識して使うとベター。
自転車を乗るときに、自転車の乗り方なんて本は読まずまず乗ってみることから始めるように、英語を習得する際も、「英語を話すべき環境で英語を話すこと」が最大の上達法だと僕は考えます。つまり、外国人と実際にコミュニケーションを取ってみること。
実際に話してみると、彼らは口語でどういった英語を使うのかが分かるようになります。こういったコトを言いたいときはこんな言葉を使うんだなとか、案外この表現よく使うんだなぁとか、座学では学べないコトを実践的に感じることができます。そしてその中で、「今日はこういう表現ができなかった」とか「こう言いたいときはどうするんだろう」という実践から生まれる気付きが得られ、より効果的な学習に繋げることができるハズです。

なので実際に留学に来ている学生たちを見ていても、なかなか上手くいかなかったりこっちにきて自分の英語があまりにも通用しなくて壁に当たっている学生は大抵、日本にいるときにそういった実践感覚で英語力を磨いてこなかった学生たちです。・・まぁ僕もそのうちの一人ですが。汗
一方で初の留学でもすんなりアメリカ人とコミュニケーションを取れるような学生は大体、留学する前から大学の留学生センターなんかで活動してたり外国人の友達や恋人がいたりします。
そこに発音が上手いとか、文法をよく知ってるかなんかってのはほっとんど関係ありません。


もちろん文法も発音も単語も大事ですが、なにより重要なのはやはり直接「英語を使う」ということの様です。僕自身の留学前の英語勉強法と言えばひたすら机に向かってガリガリ教材をやり尽くすといった感じで外出すらしませんでしたから、いま考えれば少しでも留学生と交流する機会を持っておけばなぁと後悔するばかりです。彼らに日本語を教えながら、こっちは生の英語に触れる。正にWin-Winのカンケイじゃないですか!


そしてもう一つ大切なのは努力し続けること。
メイロマさんが今日ツイッターでも発言してましたが、とにかく努力努力を積み重ねることでしか語学というツールは習得できないように思います。英語を実践的に使って、その中で見えてくる「本当に必要なこと」について学習し、また実践で試す。何事もそうですが、「何かを身につける」ということはそれの繰り返しだと思います。

栄光に近道なし。


では最後にまとめ

◇英語はツール。使えば使うほど、触れれば触れるほど使いこなせる。
◇ツールは実践で使うことにより磨かれる。よって外国人と積極的にコミュニケーションを取るべし!
◇英語を使う→反省を次に生かす→英語を使うの繰り返しが黄金パターン
◇努力あるのみ!


日本人にとって英語を学ぶことはすごい大変なことですが、正しいやり方でひたすら努力し続ければ、絶対に習得することができると僕は思ってます。
グローバル化の波に押し流されないようにやるしかない、です!
やるしかねぇ!


ではまた・・

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